俺の故郷ではウェルメイドなセメントが採掘される。

三重県の最北端から呟くサブカルとフィロソフィ、最新のブライダル事情と生まれ来る息子について。

ブライズメイド。

結婚式を舞台にした映画は数多くあるが、面白くないものが多い。そんな中で「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」は、きちんと仕上がっているものの一つだ。
日本にはあまりないブライズメイド(花嫁介添人)という風習が、巻き起こる事件の元になる。
ポップなジャケットに似つかわしくないえぐいシーンもあるし、主人公がこれでもかと言うドン底を体験する。
傑作「ハングオーバー 消えた花婿ムコと史上最悪の二日酔い」を彷彿とさせる女版ブロマンス映画。その奥から、何者にもなれなかった(心の中ではまだイケるってちょっと思ってる)青春の感触を忘れられない素敵な気持ちが顔を出す。
名作には不可欠なイニシェーションという要素が、大袈裟なやり方で語られている。
結婚するということは、、という結論の出ない論争はさておき、プロデューサーである下品帝王ジャド・アパトーの世界に潜ってみてはいかがでしょうか?

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